オンラインカジノを始めようと思った動機として儲けたいということを挙げる方も少なくありません。
その儲けは実際どの程度儲かるものなのでしょうか。
今回、この儲けの指標として分かりやすい還元率(ペイアウト率)の紹介を始め、オンラインカジノと公営ギャンブルの比較など。
さらに踏み込んでオンラインカジノでも特に儲けやすいジャンルは何なのかといった疑問についても解説していきます。
これを読めばきっとオンラインカジノの儲けについてより多くを知ることができるでしょう!
もくじ
ギャンブルに必須の指標「還元率(ペイアウト率)」とは?
冒頭から度々触れてきた還元率(ペイアウト率)は端的に言えば、賭けたお金に対してどの位のお金が戻ってくるか?を数値化した指標です。
つまり掛け金に対して、払い戻しされる金額の率を示します。
簡単な計算式にすると以下の通りです。
還元率
払戻金 ÷ 賭け金 = 還元率
この還元率は別名、期待値あるいは払い戻し率とも呼ばれます。
ちなみに期待値というのは俗称であり、ギャンブルでの期待値を正確に計算するにはこの式ではありません。
期待値
還元率 + 控除率 = 期待値
という式で表すことができます。
ただ期待できる利益の値ということで厳密な、数学的な期待値ではなく、こういったシンプルな計算式で出したものを期待値と呼ぶことがあるのです。
例えば1万円をかけたとしてギャンブルで当選したとします。
当選したというのは、オンラインカジノであれば当りや予想が的中したもの、他のギャンブルであれば宝くじの当選・レースの予想的中などです。
この当選の結果、7,000円の払い戻しがされた場合、還元率は70%ということになります。
こういった数値で各ギャンブルの還元率を見ることで、比較することができます。
ギャンブルは還元率が高ければ儲けやすい
例えば還元率が70%であれば7割戻ってくることが期待できます。
一方、40%であれば4割しか払戻金が期待できません。
単純に還元率が高ければ高い程儲けやすい。ということですね。
還元率の数値を見ることで、儲かるギャンブルはどれかということを調べる指標としても最適です。
ギャンブルには様々な種類があり、還元率が高いギャンブルとそうでないギャンブルがあります。
そのためギャンブルをするなら、還元率が高いギャンブルをプレイする方が賢い選択といえますよね。
オンラインカジノゲームと公営ギャンブルの比較
ここではオンラインカジノと公営ギャンブルについて比較していきます。
公営ギャンブルの還元率
各公営ギャンブルの還元率はこのようになっています。
公営競馬の75%前後を中心に競輪、オートレース、競艇といったいずれのギャンブルも同じような数値になっていますね。
これはコントロールされたものであり、収益の20%前後を利益として確実に抑えておき、それを元にオッズなどを計算していくという仕組みを採用しているからです。
パチンコ、スロットなどは、店にもよりますが約85%と高めになっています。
こちらは出玉の調整ができること、また店舗間の競争があるため、極端に低い数字にはなりません。
宝くじやサッカークジのように競争がほとんどないものの還元率は非常に低く、45%程度です。
クジ系は独占的に行っているということもありますが「当せん金付証票法」という日本の法律で規定されており「払戻金は発売総額の100分の50以内(法第5条)」というものがあるため、非常に低い還元率になっています。
還元率で見た場合はうまみが少ないギャンブルですよね。
45%という低率な還元率の期待値は、1万円賭けた時点で6,500円を失っていると考えることもできるからです。
オンラインカジノの還元率
これは特定のゲームだけ高いというわけではなく、オンラインカジノで運営されているギャンブルは全て9割超えの還元率を記録しているのです。
表に挙げたオンラインカジノの代表的なゲーム、ブラックジャック、スロット(ビデオスロット)、ルーレット、バカラ、クラップスのいずれも90%を超え。
中には運営が損失を出す102%という驚異的なものもあります。
ではなぜオンラインカジノはそれほどの還元率が出せるのか?
それは実店舗を持たないからです。
オンラインカジノの還元率が高いのは実店舗を持たないため
オンラインカジノの還元率が高い理由、それは実店舗を持たないということです。
競馬や競輪などは実店舗や従業員が多数必要になる
イメージをしていただければ分かりますが、クジのように社会支援を行う必要がありませんし、公営ギャンブルのように広大な競技場を作る必要もありません。
さらにパチンコスロットのお店のように派手な電飾や多くの従業員、そして射幸心をあおるようなきらびやかな建物を建てる必要もないのです。
実店舗がないオンラインカジノはコストが安い
そう考えるとオンラインカジノは圧倒的に必要な経費が少なく、その分を利用者に還元することができます。
こういった理由から圧倒的に高い還元率を提供できるのではないでしょうか。
またメインの理由ではありませんが、これまで紹介してきた従来のギャンブルに比べて開設するための敷居が低いことから非常に多くのライバルがいます。
こういったライバルと競争しているというのもオンラインカジノの還元率が高い理由ではないでしょうか。
これ以外にも全世界が顧客なので、ユーザー数が多く獲得できる分、薄利による運営ができるというのも重要なポイントと言えます。
儲けるためのオンラインカジノゲームを紹介
オンラインカジノはどのゲームでも一定の還元率を狙うことができます。
その中でも特に還元率の高いゲームを紹介していきましょう。
それはブラックジャック、クラップス、そしてバカラです。
もちろんスロットも高い還元率を誇りますが、ここではこの3つについて解説していきましょう。
最も還元率の高いブラックジャック
最初に紹介するのは最も還元率の高いブラックジャックです。
その還元率は96~102%となっています。なぜ還元率100%を超えるのか?
その理由はカウンティングとベーシックストラテジーです。
ブラックジャックのカウンティングとは
カウンティングはブラックジャックの攻略法として知られる方法です。
場に出たカードを記憶して行く事により、まだ場に出ていないカードを予測する方法になります。
これにより、これからゲームに出てくるであろうカードを予測する方法です。
カウンティングはあまりの強さに使用が禁止されているカジノもあるくらい効果的な方法です。
ブラックジャックのベーシックストラテジーとは
ベーシックストラテジーは、カードを1枚貰うべきか、手持ちのカードで勝負するべきかを確率的に計算しまとめたデータです。
ディーラーは手持ちのカードが「17」以上になったらカードを引いてはいけないというルールがあるので、それを利用して生み出された背景があります。
H=ヒット
→ カードを引く
S=スタンド
→ 引かずに勝負する
D=ダブルダウン
→ 賭け金を倍にしてカードを引く
R=サレンダー
→ 降参する
P=スプリット
→ 2ヶ所に分割してゲームを行う
これは表形式になっており、手元のカードの組み合わせとディーラーの手元のカードの状況によってアクションが指定されているのです。
これによって勝ちやすさが大幅に変わってきます。
こういったテクニックを使うことでより確実に勝つことができ、還元率もこちらでコントロールできるという強みがブラックジャックにはあるのです。
クラップス
クラップス (Craps) は、シンプルなゲームです。サイコロを2つ振って出た数字で競うものになります。
ほとんど運なので、初心者がギャンブルの知識を持たなくとも勝つことができるというのが魅力と言えるのではないでしょうか。
非常にシンプルなルールでありながら、それでいて賭け方も非常に奥深いものがあるゲームです。
損をする賭け方と有利な賭け方も存在し、例えばエニー7(Any 7、次のロールで7が出ることに賭ける。)ものやホーンベット(2, 3, 11, 12 のいずれかが出ることに賭ける。)は基本的に勝てないので損をする賭け方です。
またパスライン(シューターが勝つことに賭ける。)やドントパス(シューターが負けることに賭ける。)は的中しやすいので有利な賭け方です。
こういったものを利用して賭けるのがおすすめの楽しみ方と言えます。
バカラ
バカラは右と左のどちらに9に近い数字が出るかを当てるというシンプルなカードゲームです。
ポーカーのような駆け引きは必要なしで、右が勝つか左が勝つかを予想するだけというものなのですが、テーブルゲームの9割をバカラが占める実店舗もあるくらい人気があります。
またバカラにおいても、カウンティングや罫線を作って出た目の表をまとめて行くことによって勝率を上げることができるゲームです。
まとめ
オンラインカジノは還元率の高いギャンブルです。
例外はあるものの、多くのケースで他のギャンブルよりも利益を上げる確率が高いギャンブルと言えます。
オンラインカジノというと何となく運営元が分からず、全く儲からないというイメージを持っている方もいらっしゃったのではないでしょうか。
しかし、実際には運営元はしっかりしており、公営ギャンブルを超える還元率という結果でした。
さらにバカラやクラップス、そしてブラックジャックなど種目によってオンラインカジノの還元率は変化します。
この還元率を意識したギャンブルを行うことによって、単に楽しむだけでなく利益も十分期待できるレジャーになるのではないでしょうか。
還元率を意識しオンラインカジノをしてみるのもいいですよ!

